日本で仕事のノウハウを学び、海外へ進出するシステムエンジニアの増加が目立つ。しかし、意気揚々と世界進出を目指しても、成功する保証はない。世界へと飛び出して成功する可能性を高めるなら、どのような対策が必要であるかを知っておいたほうがいい。
仕事に従事する上で、法律と関わるケースも出てくる。日本であれば、事前に仕事に関わる法律を調べる手段がある。しかし国外では、現地で利用可能な情報源が限られている。そのため、仕事で法律トラブルに巻き込まれてしまい、失敗するエンジニアのケースがよくある。特に契約を重視する商慣習がある国では、契約内容や関連する法律について、十分に理解が必要となる。そこでシステムエンジニアが世界進出を成功させるため、弁護士のサポートを受けるのが安心である。弁護士は法律のエキスパートであり、海外のビジネスを専門とする弁護士も存在する。世界進出に向けて、まずはパートナーとなる弁護士を選ぶのが大切である。
国外での仕事において、法律面で気をつける点などのアドバイスが得られる。また万が一仕事上の法律トラブルに巻き込まれたとしても、弁護士が交渉などのサポートを行ってくれる。海外でのシステム開発の仕事を、一人で全てカバーするのは難しい。法律に関しては、弁護士に全て任せてしまうのが、確実で手っ取り早い。信頼できて実力ある弁護士と出会えるかどうかが、システムエンジニアの世界進出の成功の鍵を握る。